古井 厚/feifei

学生時代からギターと唄に親しみ、フォーク、ロック、ソウルと学生バンドを遍歴。
卒業後、大映(株)で映画宣伝業務を中心に20年余の勤務に恵まれ、東京本社転勤を経て職歴を重ねた後、取締役宣伝部長に就任。
その後、オーナー社長の逝去にともない同社を退任、フレスコ・エンタテインメント(有)を起業して、邦洋の映画配給会社から公開作品の宣伝業務の委託を請け負いながら、10数年に渡り経営と業務維持に務める。
企業運営の傍ら、2009年頃からボサノヴァ弾語りを始める。2017年、会社整理を終えて完全リタイア。ボサノヴァに限らず、サンバ、M.P.B.、さらにはミナス音楽にも関心の範囲を広げ、ブラジル音楽を愛しながら、第2のライフワークとしてブラジル音楽の探求を始めるようになる。
在住する東京を中心に、「紗友慈/サウジ(5人編成)」、「Amor/アモール(ペアDuo)」、「Livre/リヴリ(3人編成)」、「Lua/ルア(ペアDuo)」など、複数のユニットに所属しながら、自らの人生経験を音楽表現に反映させるべく、演奏活動に取り組んでいる。
1956年生まれ、大阪出身、東京在住。もっぱら、在京大阪人を自称。
学生時代の旧友と編成する「amigos/アミーゴス」では、郷里・大阪での演奏にもトライしている。
所属バンド紹介
紗友慈/サウジ

Vo&Gui:古井 厚(feifei)
Hca:Kazu 岡田
Pf:太子 きよ
Ba:Hossy
Perc:nami
2012年11月、Kazu岡田(Hca)とともにボサノヴァのDuoユニットとして活動開始。2015年5月から、太子きよ(Pf)、Hossy(Ba)、nami(Perc)が加わり5人編成になる。
以後、年に3~4回のライブ活動を続け、現在に至る。
当初は、ボサノヴァ・スタンダード中心で始まったが、現在はMPB、サンバ、ミナス音楽等、ブラジル音楽をより全体を視野に入れるべく、レパトリー拡大に取り組んでいる。
サウジ/saudeは、ブラジル公用語のポルトガル語では”健康”の意味で、乾杯の掛け声にも使われる日常語。そのワードを、日本人がやるブラジル音楽という意味も込めて、敢えて漢字を充ててユニット名にしている。紗友慈の当て字には、「ささやかな友人との繋がりも、大切に慈しみたい……」という、そんな思いも込めた。
Kazu 岡田 (Hca)

ブラジル音楽に興味をもちブラジルにわたる。ブラジル全土を放浪しMPBの音楽を吸収する。そのころ聞いたトゥーツ・シールマンスの“ブラジルプロジェクト”に感動しハーモニカをはじめる。 JazzBarなどでセッション等を重ね、2003年より本格的にハーモニカでのライブを始動する。
また近年はDJジョー・クラウゼルやBLAZE、INCOGNiTOなどのクラブジャズ(ハウス)等を吸収し活動を続ける。
https://kazuokadamusic.jimdo.com/
太子 きよ (Pf)

3歳からピアノ、14歳からエレクトーンを学び、講師として音楽に携わりながら2014年頃より都内ライブハウスなどで演奏活動を始める。現在はブラジル音楽をメインに、ライブや演奏サポートなどをしている。
https://kiyotsmile2.wixsite.com/piano
Hossy (Ba)

東京都出身。E.Bass、A.Bass、パーカッション、ギター、コーラス。
小学から高校まで吹奏楽(トランペット)に傾倒しつつ、中学でクラシックギターやフォークギター、シンセサイザーに触れ、高校~大学時代はE.Bassでニューミュージックやフュージョンにはまる。
就職後暫くは活動休止。2009年から高校部活メンバーでバンド活動を再開、その頃ボサノヴァギタリスト木村純氏と出会い、師と仰ぎボサノバに目覚める。
現在、仕事の傍ら、数少ないボサノヴァベーシストとしてサポート修行中。
nami (Perc)

東京生まれ。大学の時は国際関係学科、ラテンアメリカゼミに所属。暇を見つけては国内外の旅に出かける。楽器と関わるきっかけは社会人になって間もない頃、友人が立ち上げた吹奏楽団に加入し、唐突にアルトサックスを購入した事。アンサンブルの楽しさを知り、それまで縁のなかったインスト音楽も聴くようになる。
2013年に楽団の友人の誘いに乗ってRINDA☆さんのパンデイロワークショップに参加。そこからパンデイロに魅了され、ブラジル音楽に関心を持つようになる。RINDA☆さんの手ほどきでブラジル音楽の基礎を学びながら、2015年から紗友慈やLivreの活動にパーカッションで参加。現在はカエターノ・ヴェローゾを演奏するサクマーノバンドにも参加、ライブにも時折出演しつつ、パンデイロをはじめとするブラジル打楽器を駆使してボサノバだけでなくMPBやサンバなどあらゆるブラジル音楽にアプローチ中。
Livre/リヴリ

Fl:Tets
Vo&Gui:古井 厚(feifei)
Perc:nami
2015年7月から、Tets(Fl)、nami(Perc)とともに、Trio編成で演奏活動開始。
フルートを担当するTetsの地元にあたる池上で、FAROというハワイアン・カフェでご縁が得られ、以後、年に3回のレギュラー出演に取り組む。ブラジル音楽に限らず、懐かしい邦洋のPOPS曲を積極的に選曲に加え、地元のお客様の応援を糧に活動を続ける。
残念ながら2018年4月にFAROが閉店となるが、その後も池上近隣の大森で活動拠点が得られ、池上のお客様との繋がりも継続しながら、現在に至る。
当初、「Tets e feifei/テツ・イ・フェイフェイ」と自称していたが、その後Livre/リヴリへ改名した。Livreは、ポルトガル語で、”自由な……”という意味の形容詞。3人で出来る、より自由な音楽をという思いを込めて、敢えて形容詞のままでユニット名にしている。
Tets (Fl)

6歳からピアノを習い、中学のブラスバンドでフルートに出会う。高校時代はギターの弾き語りに熱中。
ビッグバンドではラッパ、サックス、ベースをやり、音楽の魅力にはまる。
現在は主にフルートにてボサノバ、ファンク、ラテン、ジャズ等でジャズフェスティバルに参加、定期的にレストランやライブハウスで演奏。
ピアノとのデュオや、トリオ、カルテットなど、編成はもとよりジャンルにもとらわれない演奏でお客様が行ってよかったと思えるライブを日々追求している。
Amor/アモール

Vo&Gt&Pf:マミ
Vo&Gt:古井 厚(feifei)
西澤沙苗ボサノヴァ教室で、同じレッスン生として出会いがあった混声Duoユニット。
2014年12月から、ボサノヴァ曲を互いに弾語りながら、本格的に混声でハモるユニットとして活動開始。
年に1~2回の演奏機会を持ち、地道にレパートリー拡大に取り組んで、現在に至る。
Amorは、ポルトガル語で”愛”の意味。より精度高い混声ハーモニーで、ブラジル音楽を表現することを目指している。
マミ (Vo&Gt&Pf)

国立音楽大学教育科卒業。大学では、特にリトミックを重視する。
卒業後、バックコーラスシンガーとしデビューし、テレビCM・レコーディングにも携わりながら数多くのツアーに参加を続けている。
ツアー帯同する傍ら、宮地ミュージックジョイでボイストレーナーとして講師も勤めているが、それも今年で16年目を迎えた。
現在も、さまざまなアーチスト・ツアーへ参加しながら、幅広い活動を継続中。
数年前、ギターに魅せられ、ボサノヴァを歌い始める。趣味の弾き語りでも、音楽を楽しみ始めている。
Lua/ルア

Fl:藤花
Gt:古井 厚(feifei)
ブラジル音楽仲間どうしで縁が得られたDuoユニットで、2016年10月から活動開始。
当初は、相方・藤花がフルートを担当しながら、ボサノヴァ・スタンダード曲を弾語る演奏スタイルだったが、その後さまざまなセッション参加を通じて、吉祥寺の癒しカフェ・麻よしやすで、生BGMとしてのレギュラー出演の機会に恵まれ、フルートのインスト・ユニットとして演奏を始めている。古井が伴奏に専念もする、他の所属バンドにはないユニット。
レパートリーは、ボサノヴァ・スタンダードがベースになっているが、著名なPOPSスタンダードや、ジブリ・アニメの隠れた名曲にも視野を広げてバリエーションを広げている。
Luaは、ポルトガル語で”月”の意味。相方・藤花のイメージ・ワードである「月」を、そのままポルトガル語にしてユニット名にしている。
藤花 (Fl&Perc)

1965年生まれ
子育て真っ只中(3児)の2007年、音楽友達の影響でフルートを手にし、ジャムセッションへふらっと行き、さらっと演奏出来るようになるのを目標に勉強をはじめる。後にブラジル音楽にも惹かれ2009年よりパンデイロを中心にパーカッションの勉強をはじめる。現在はJazzフルートを松村拓海、パーカッション(アフロ・バイーアスタイル)をFrancis Silva、Jazz theoryを中川卓也、Bossa Novaを木村 純 に師事。
https://brezel-tokyo.amebaownd.com
VELA/ヴェラ

Vo&Gui:古井 厚(feifei) /
Pf:太子 きよ
Ba:Hossy
紗友慈のメンバーから、古井とともに太子きよ、Hossyの3人編成で始めた、ブラジル音楽を歌うシンガーさんのサポートを目的にしたユニット。2017年7月から活動開始。
まだ活動歴は浅いが、いろいろなシンガーさんとの接点を増やしていくことを目標にしている。
VELAは、ポルトガル語で”帆”の意味。共演者を船にたとえて、その帆の役割を担いたいという思いを込めている。
amigos/アミーゴス

Vo&Gui:古井 厚(feifei)
Sax&Fl:神通 久雄(じんつうひさお)
Pf:中川 由美子
Ba:橡尾 洋介(とちおようすけ)
大阪出身の古井が、在阪する学生時代の音楽仲間とともに、2010年8月から活動開始。
古井を除く3人は、長年ジャズの演奏活動を大阪で続けていて、音楽を再開した古井が3人にサポートを求めたのがきっかけ。
以来、大阪と東京とを交互に、年に2回ほどの演奏機会を持ちながら、2015年まで定期的な活動を続けるが、古井が、在住する東京での活動が順調になるとともに、中断がやむなくなっている。
amigosは、ポルトガル語ではごく親しい仲間たちの意味で、神通久雄と中川由美子は夫妻。
古井の出身地大阪での演奏機会を得るべく、その後も継続的に再開の機会を探っている。